この記事では、ブランディングの構成を解説します!
ブランディングを設計する際、どのようなこと考えていますか?
特に考えず設計すると、顧客に与える印象が違っていたり、スタッフの認識のズレに繋がります。
この記事では、「ブランディングの構成」について、解説していきます!
ブランディング設計の骨組みについて参考にしていただければ幸いです。
目次
ブランディングとは
早速ですが、「ブランディング」という言葉を説明出来ますか?
意外と説明できない方は多いと思います。
ブランディングとは、「自社ブランドに対し、顧客ロイヤリティや共感性を最大限に高めることで、独自の付加価値を創造し、他社との差別化を実現する活動」
簡単に言うと「自社のブランドのファンを増やす!」ことを指します。
つまり、目にみえるデザインなどではなく「商品と顧客の関係」のことになります。
ブランドの構成について
ブランディングを構成する上では、「ブランドエクイティ」がポイントです。
ブランドエクイティとは、ブランドのもつ資産価値のことです。
「ブランドの力」とも言われたりします。
ブランディングにおいて、到達すべき目標を設定する際に重要です。
ブランドエクイティの構成要素
ブランドエクイティには、
- ブランド認知
- 知覚品質
- ブランドロイヤルティ
- ブランド連想
の四つの要素があります。
それぞれの要素を持っているか把握することで、エクイティを分析することが可能です。
それでは、各要素について解説して行きたいと思います。
ブランド認知
まず初めに、ブランド認知とは「ブランドがどの程度知られているか」のことです。
具体的には、ロゴやブランドを見たときに「何の商品」か「何のカテゴリー」なのか理解できている状態のことになります。
例えば、スターバックスと聞いて、何を思い浮かべますか?
「コーヒー屋」「カフェ」といった内容が連想されればブランド認知となります。
知覚品質
知覚品質とは、「消費者が試しても良い」と思う程度に知っている状態のことです。
簡単にいうと、「買ってもいいかな」「買ってみたいな」と思っている状況です。
これは、ブランド認知の一歩先の状況になります。
この知覚品質は、「一度購入するか」もしくは「真剣に購入を検討している」際に形成されます。
実際、この知覚品質を経験し、ブランドへのロイヤルティが構築するか決定します。
ブランドロイヤルティ
ブランドロイヤルティは、「消費者が繰り返し購入したい」と思う状況を指します。
ブランドへ愛着が高まった状態と評価できる状態でもあります。
簡単にいうと、「知り合いに紹介したいな」「また買おう」と思っている状況です。
また、顧客リピートが高いから「ブランドロイヤルティが高い」わけではありません。
なぜなら、「他の競合がいない」等の消極的な理由で選択している場合もあります。
つまり、ブランドエクイティにおいてブランドロイヤルティは、「自発的にその商品を選んでいる」という状況になります。
そのため、自発的に選んでくれる顧客を増やすことが重要です。
ブランド連想
ブランド連想は、「消費者がブランドを連想し、違和感なく連想できる」状況を指します。
例えば、サントリーの山崎といえば、「ウイスキーのブランド」と連想できると思います。
「ブランド認知」「知覚品質」「ブランドロイヤルティ」が、ブランドを知り、購入までの態度の深さとすると、ブランド連想は、「ブランドの範囲を測定すること」になります。
ブランディングの具体的な効果
適切なブランディングは、ロイヤルカスタマーを獲得するための重要な手段になります。
適切なブランディングを実施することで、下記の効果が挙げられます。
- 顧客満足度アップにつながる
- 広告費用を削減できる
- 価格競争から抜け出せる
- 人材の確保につながる
顧客満足度のアップにつながる
ブランディングをすることで、顧客満足度のアップにつながります。
自社ブランドを確立することで、顧客も安心した状態で商品やサービスを購入できるためです。
また、ブランディングを設計していく過程で、顧客とコミュニケーションをとったり、顧客にとって役立つ情報を提供したりすることで、満足度を向上させることも可能です。
広告費用を削減できる
ブランディングを進めることで、広告費用の削減にもつながります。
ブランドが確立され、高いロイヤリティの顧客を多く確保できれば、広告費用を使わずとも商品を宣伝できるためです。
また、ブランディングの向上は、既存顧客の離脱防止にもつながります。
新規顧客の獲得は、既存顧客に商品を販売する場合の5倍のコストがかかるとされているため、既存顧客の離脱防止は、利益率の向上といえます。
価格競争から抜け出せる
多くの市場では低価格競争が起きており、企業や従業員が疲弊する状況が続いているかと思います。
しかし、ブランディングの向上により、「ブランド」に付加価値が付くため、低価格競争に参加する必要がなくなります。
低価格競争に参加せずとも、ブランド力による差別化で顧客からの支持を得られるため効果的です。
人材の確保につながる
ブランドが確立された企業は、メディアなどからも注目が集まりやすくなるため、Web上での露出も増えます。
メディアに掲載されるようになれば、就職先・転職先として候補に、上がることも多くなるといえます。
さらに、企業の価値観や風土が深く社内に浸透すれば、それを見た求職者に好印象を抱かれやすくなります。
価値観や理念に共感した求職者は、離職率の低下にもつながります。
まとめ
今回は、ブランディングについて解説していきましたが、いかがでしょうか。
考えずに設計してしまうと、顧客への与える印象やスタッフの認識のズレに繋がります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
