実際にブランドを構築する際に、「どうやってこのサービス/製品/のブランドを構築したら良いのだろう・・・」と悩まれている方は多いと思います。
そんな時のブランド構築の「着想方法」について今回は解説していきたいと思います。
はじめに
ブランド構築の着想方法において、「予算規模」や「デザイン」などで悩まれている方は多いと思います。しかし、一番重要な点は「発想力」と「手段」です。
効果的な構想を見つけることが、ブランド構築における課題解決の糸口に繋がります。
着想方法の具体的な手段
ブランド構築の着想方法については、様々な場所から情報を得ることが可能です。
ここからは、なかでも役に立つ方法をご紹介します。
外部のロールモデル
これは、文字通り「似たような問題を解決した組織と同じような手法を取り入れる」ことです。
このような場合、自社と似た組織に限定してはいけません。より広い範囲から探すことが重要になります。
ロールモデルの選択手段としては、
- 幅広い分野の製品カテゴリーを調査
- 同じ又は、類似なコア・ブランド・ビジョンのブランドを選定
- 自社に足りない知覚を保持しているブランドを選定
- その中で、自社が表現に苦労しているブランドを演出できているブランドを選定
というような手段でモデルの選定を実行します。
つまり、外部のルールモデルが定まったら、「できる限り学ぶ」ことが重要です。
どのようにして今のブランドになったか、顧客の信頼をとったか、組織構造はどのような感じか等、ロールモデルを実証している要素を分析します。
これこそが、「足りない部分」を補う要素になります。
ブランド・タッチポイント
ブランド・タッチポイントとは、「ユーザーと直接的に関わる箇所」のことを指します。
例えば、実店舗や商談、展示会、パンフレットのことです。
全てのタッチポイントには、「異なる影響力」を持っています。
そのため、各タッチポイントを分析し、改善することで、ブランド構築の情報を収集することができます。
具体的な手段は、
- タッチポイントを全て洗い出す
- タッチポイント経験の評価
- 各項目が顧客に対して、どれほどの影響力を与えるか割り出す
- 優先順位をつける
- 行動計画の策定
1〜3に関しては、「RET」を使用すると円滑に進められます。
RET(リアルタイム・エクスペリエンス・トラッキング)とは、ブランドとのタッチポイント経験が発生する度に、「その場で経験を記録・評価」してもらう仕組みのことです。
RETを使えば、タッチポイントと影響力を定量分析できます。
顧客の動機になったタスクや問題を「一連な動作」として組み合わせにし、分析することも可能です。
上記のような組み合わせを実行することで、顧客の不満要素やより良い組み合わせの実現など
様々な視点で役立ちます!
顧客の動機と未対応のニーズ調査
ユーザーの製品・サービスの使い方は、「アイデアの源泉」です。
それらの情報を最速で手にいれる手段は、「顧客に直接聞く」ことです。
顧客に、「動機」「問題点」「未対応のニーズ」を直接聞くことが、
新しいブランド構築に大きく貢献します。
例えば、スマートフォンを使用しオンラインで質問などを展開することで、
必要なデータや、経験談を収集することができます。
顧客の真芯
ブランド構築とは、要するに「ブランド」と「ビジョン」を顧客に伝えることです。
つまり、ブランド構築で一番に意識したい点は、製品でも市場でもなく、「ユーザーの課題は何か?」という点です。
ここでは、ユーザーの課題が明確になった後で、課題を解決するために何をするのかを考えることが重要になります。
ユーザーの課題を見つけ、顧客の真芯を捉えるために使える方法のひとつに、
「バリュープロポジションキャンバス」というものもあります。
ニーズと提供価値を書き出して比較することで、ニーズと提供価値にズレが生じていないかを確認できる方法です。
最初から「本当に困っている事」は言わないため、「真の芯」を引き出すことがポイントになります。
そこで、クウィックウィンが非常に役にたちます。
以前、記述したクイックウィンを用いれば、「真の芯」をより早く確実に掴めるため、まだ読まれていない方は是非読んでみてください。
その他の着想手法
上記以外にも、役立つ手法は数多く存在します。
例えば、
- 顧客の経験・社員活動・創業期のエピソードなどのストーリーを活用する。
- アイデアを提案する権限を「全部署」に与える。
- 潜在的な「買わない理由」を調べ、ポジショニングを行う。
- 市場セグメントを吟味する。
などは小手先な手法ですが、効果的です。
自分のブランドやサービス、製品によって適切な手法が左右されるので検討してみていただきたいです。
まとめ
ブランド構築の着想方法について解説しました。
細かいの手法から王道の手法までご紹介しましたが、ハッキリ言って適切な手法を見つけることは難しいです。
しかし、データを見ると「ロールモデル」「タッチポイント」の手法は比較的に効果が高いと結果が出ています。
「何をしたら良いかわからない・・・」という方は、「ロールモデル」や「タッチポイント」を一度見直してみてはいかがでしょうか。
